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廬山寺(源氏庭)
廬山寺(読み方:ろざんじ)は京都御苑の脇にある寺ですが、もとは平安時代前期に創建された天台宗圓浄寺系の本山で、京都の北、船岡山の山麓にあったと伝えられます。しかし、たびたび兵火に遭い、1573年、豊臣秀吉の都市計画に従って、現在の場所に移りました。
現在の廬山寺は、もともと紫式部の邸宅跡とされており、この邸宅で結婚生活を送り、一人娘の賢子(かたこ)を育て、源氏物語をはじめとするすべての著書がここで書かれたと言われています。
廬山寺に京都御所の脇にありますが、ひっそりとしており、注意していないと通り過ぎてしまうかもしれませんので注意を。
今回は9月に廬山寺を訪問しました。入口には「桔梗咲いています」の案内が貼られていました。
門をくぐっていくと、拝観入口までもう少しあります。
案内板もあり、廬山寺の歴史などが簡潔に説明されています。
いよいよ廬山寺の拝観で受付を済ませ中に入ります。入ってすぐ「源氏庭」が目の前に広がります。
ここ廬山寺ではこの「源氏庭」が有名で、紫式部ゆかりの地らしく「源氏庭」と名づけられた庭には白砂が敷かれ、平安朝の庭園の「感」を表現しています。また「源氏庭」には紫式部に因んで紫の桔梗の花が咲きます。源氏物語に出てくる朝顔の花は今の桔梗のことだそうです。
「廬山寺」の公式サイトによると、「桔梗の花」のピークは6月から9月末だそうです。 今回はギリギリだったみたいで、咲いている桔梗はちょっと少なかった気がします。
その他の廬山寺の写真をどうぞ。
以上で廬山寺の紹介は以上です。
廬山寺はどちらかというと小さいこじんまりした庭ですが、白砂と苔が綺麗に配置されており、とても美しい庭園です。また割と空いているためゆっくり庭園鑑賞できます。桔梗が咲いている時期の訪問をお勧めします。
廬山寺(源氏庭)のご案内
所在地 | 京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397 |
アクセス | |
開園時間 | 午前9時〜午後4時 |
休園日 | 1月1日・2月1日〜2月11日・12月31日 |
料金 | 大人500円 小人400円 ※団体(30名以上)400円 |
公式サイト | 廬山寺 |
情報更新日 | 2011/11/5 |
※情報が変更されている可能性があります。公式サイトを確認されてからお出かけすることをおすすめします。
廬山寺(源氏庭)の地図情報
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