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重森三玲庭園美術館
吉田神社の近くにある、重森三玲旧宅を見学してきました。
シャープのアクオスのCM(吉永小百合)でも使われたことのある庭園だけに、重森三玲庭園美術館という名前は知らなくても、写真をみると見たことがあると思う方は多いのではないでしょうか? 重森三玲(しげもりみれい)氏は東福寺や光明院などの作庭で有名な、昭和初期の庭師です。 吉田神社の社家である鈴鹿家の所有だったものを重森三玲氏が譲り受けたそうです。
重森三玲庭園美術館は予約制で見学が可能になっています。重森三玲庭園美術館への見学希望の方は重森三玲庭園美術館HPより電話、FAX、メールのいづれかで予約できます。かならず予約してからお出かけください。
重森三玲庭園美術館へのアクセスですが、京都駅から市バスに乗り「京大正門前」で下車し、歩いて10分ほどで着きます。
バス停から歩いて途中の京都大学を過ぎると完全に民家になります。
私が重森三玲庭園美術館を訪問した際は、京都大学以外はほとんど目印になるものがありませんでした。アクセスもですが、場所も事前にしっかり調べて、できれば地図を印刷して持っていったほうがいいです。

開始時間の10分くらい前に重森三玲庭園美術館に着きましたが、既に5人くらいの人が待っていました。
最終的に10人ちょっといましたか、平日でも結構来るものですね。
時間になると、案内の人が出てきてます。
案内にしたがって中門をくぐり、いよいよ庭に入ります。
<中門>
庭に入ると、一面に苔が青々とした綺麗な庭に心が奪われます。
すぐに写真と撮りたい気持ちに駈られますが、まずは料金を払います。
その後、2グループに分かれて説明が始まりました。
説明していただいた方は、おそらく重森三玲氏のお孫さんか親類のようでした。
重森三玲氏の生い立ちから作庭などに関して丁寧に説明をして頂きました。
一通り説明をして頂いてから、自由鑑賞になりました。
それからは写真を撮りまくりました(笑)
<庭園1>
<庭園2>
<庭園3>
重森三玲庭園美術館では、庭だけでなく茶室や書院などの文化財も鑑賞することができます。
<茶室>
坪庭もありました。
<坪庭>
書院からの一枚。重森三玲庭園美術館での一番有名なショットです。説明してくださった方も、ここからの景色は、以前吉永小百合が出ていたシャープのアクオスのCMで使われた風景だと仰っていました。
<書院からの一枚>
重森三玲庭園美術館の庭園巡りは以上です。
重森三玲庭園美術館は、重森三玲氏の旧宅ということもありとても綺麗な庭園でした。
重森三玲氏の庭のテーマである「永遠のモダン」を感じることができました。
子孫の方が管理されているそうですが、毎日の手入れが相当大変だそうです。たしか毎日庭掃除だと言っていました。
ただその手入れのおかげか、とっても綺麗な状態で鑑賞できます。
重森三玲庭園美術館のご案内
所在地 | 京都府京都市左京区吉田上大路町34 |
アクセス | 市バス「京大正門前」バス停から徒歩10分 |
開園時間 | 完全予約制(前日17:00までに要予約) |
休園日 | 月曜日 |
料金 | 書院+庭のみ600円 茶室も拝観の場合1000円 |
公式サイト | 重森三玲庭園美術館 |
情報更新日 | 2008/9/30 |
※情報が変更されている可能性があります。公式サイトを確認されてからお出かけすることをおすすめします。
重森三玲庭園美術館の地図情報
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