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殿ヶ谷戸庭園
殿ヶ谷戸庭園はJR国分寺駅南口をでてすぐのところにある回遊式の和洋折衷庭園です。ちなみに殿ヶ谷戸庭園は「とのがやとていえん」と読みます。
殿ヶ谷戸庭園は、大正2年〜4年に、後の満鉄の副総裁江口定條氏が別邸として設けたのが始まりです。そして昭和4年に三菱財閥の岩崎彦弥太氏に買い取られた際に、茶室(紅葉亭)などを追加整備し完成しました。その後昭和49年に東京都が買収し、現在は有料庭園として開放されています。
また殿ヶ谷戸庭園は、国分寺崖線の南端にあり、典型的な段丘崖を含んだ地形に造園されています。そのため武蔵野台地と崖線の自然植生が良好な状態で保存されています。また段丘の崖にできた谷を巧みに利用し、崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池でガラリと趣が楽しめるようになっています。
JR国分寺駅南口を出てすぐの信号を渡ったら左に曲がり徒歩1分も掛からずに殿ヶ谷戸庭園に着きます。ここは10年以上前に模擬試験で東京経済大学に行く際に、何度か通ったことがあるのですが、当時こんな庭園があるなんて知りませんでした。
受付で入場料の150円(一般大人料金)を払って、殿ヶ谷戸庭園に入ります。すると最初に大芝生が広がっています。新緑の季節だとすごくよさそうです。
順路に沿って、しばらく歩きます。
順路の先には藤棚がありますが、カップルがいて行きづらかったのでパスしました(笑)。
藤棚に行く順路をはずして、道を進むと、竹林があります。このあたりで段々洋風から和風に変わっていきます。
竹林を抜けると、殿ヶ谷戸庭園のメインとなる次郎弁天池にでます。ここは完全に和風の庭園です。
また次郎弁天池の端には、湧水があります。こちらの水は、野川の水源の一部になっているようです。案内板の写真がボケています(泣)。
次に次郎弁天池の上に登ると、紅葉亭があります。こちらは予約をすれば利用できるようです。
殿ヶ谷戸庭園の庭園巡りは以上です。
今回殿ヶ谷戸庭園は初めて訪れましたが、率直な感想としては春か秋に来ればよかったと思いました。今の冬の季節ではせっかくの色々な植物がほとんど枯れていて物足りなかったです。割と家から近く電車で15分ほどなので春になったらまた行こうと思います。
殿ヶ谷戸庭園のご案内
所在地 | 東京都国分寺市南町二丁目 |
アクセス | JR中央線、西武線「国分寺」下車 徒歩2分 |
開園時間 | 9時〜17時(入園は閉園の30分前まで) |
休園日 | 12月29日、30日、31日 |
料金 | 一般及び中学生 150円 65歳以上 70円 その他団体割引、無料公開日、年間パスポートなどあり |
公式サイト | 殿ヶ谷戸庭園(東京都公園協会の公式サイト内) |
情報更新日 | 2008/7/28 |
※情報が変更されている可能性があります。公式サイトを確認されてからお出かけすることをおすすめします。
殿ヶ谷戸庭園の地図情報
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