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京都旅行記(2007年7月)
<京都旅行・日程>
1日目 | 自宅――京都駅――東福寺――霊雲院――東寺――ホテル |
2日目 | ホテル――南禅寺――建仁寺(未遂)――圓徳院――高台寺―― 三十三間堂――ホテル |
3日目 | ホテル――実光院――勝林院――宝泉院――三千院―― 来迎院――音無しの滝――寂光院――ホテル |
4日目 | ホテル――上賀茂神社――大徳寺――源光庵―――ホテル |
5日目 | ホテル――建仁寺――京都駅――自宅 |
京都旅行記・2日目
今回の京都旅行・2日目は、レンタルサイクルで移動することにしました。
今年は、事前に調べておいたこちらを利用しました。
宿のアパホテル京都駅堀川通からはすぐ近くで、徒歩15秒くらいのところにあります。
9時半くらいに行ったのですが、すでに一番安い1000円のは貸し出し中だったので、次に安い1300円のハイクラスというのを借りました。
平日なのに結構繁盛しています。さすが京都、旅行客が多いですね。
ちなみに1000円と1300円の違いは、ギヤがついているかいないかの違いしかなく、基本的に同じ自転車だそうです。
書類に住所や名前を書いたり、店員の自転車の説明を受けたりと、10分くらい掛かりましたが、ようやく京都旅行2日目の出発です。
まず京都旅行2日目の最初の目的地は南禅寺です。
京都駅から七条通りを進んで行き、鴨川にでたら川端通りをひたすら北に向かって進んでいきます。
去年・10月初めに旅行に来たときには快適だった自転車ですが、やはり夏は暑い!!! かなりキツイです。
あとはガイドブックを見ながら、適当なところで右折してまたしばらく自転車を漕いでいくとようやく南禅寺に到着しました。
京都駅から40分くらい掛かったでしょうか。かなりバテバテです。
自転車置き場のちかくにあった自販機でジュース補給してから、観光開始です。
まず、すぐに南禅寺で有名な三門が迎えてくれます。
なんとこの南禅寺の三門は、拝観料を払うと三門に上がることができます。
あまり高いところは得意ではありませんが、 さっそく三門に上がっていきます。
三門に上がると、景色がよく見えます。
かの石川五右衛門が「絶景かな」といった逸話がある、景色です。
写真では分かり図らいですが、かなり遠くの山まで見渡せます。
南禅寺の三門の上は、外に向かって軽い傾斜になっていて、かなり怖いです。
写真でも、傾斜の感じがわかりますよね。
三門で景色を満喫した後は、これまた南禅寺で見所の方丈庭園に行きます。
拝観料を払って入ったら、すぐ方丈庭園です。
こちらの庭園は、「虎の児渡し」と呼ばれ、小堀遠州作の名園です。
更に進むと、枯山水の庭園があります。
こちらも落ち着きのある、庭園です。
方丈を出てしばらく歩くと、琵琶湖疎水南禅寺水路閣が見えてきました。
明治時代に作られたものですが、不思議と周りの風情と調和しています。
でも、作られた当時は景観問題でかなりもめたそうです。
また琵琶湖疎水南禅寺水路閣の上に登って、実際に水が流れているところも見ることができます。
次に、水路を越えて南禅院に行きました。
南禅院には、無窓疎石の作庭と伝わる美しい庭園があります。
南禅寺を回った後は、建仁寺を目指して自転車を走らせます。
30分くらいで着きましたが、なんだかえらい坊さんの葬式のためだとかで、一部しか拝観できないとのこと。
なので建仁寺はパスして、次の目的地の圓徳院に向かうことにしました。
建仁寺から圓徳院までは、自転車で5分も掛からないです。
圓徳院は、高台寺の塔頭のひとつで、豊臣秀吉の妻・北の政所ねねが伏見城の化粧御殿とその前庭を移築したものです。
ねねは77歳で没するまでこの地で余生を送ったそうです。
圓徳院の唐門をくぐって拝観入り口を入ってすぐ、方丈南庭があります。
方丈を抜けて北書院にいくと、圓徳院メインの北庭があります。
もともと伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したもので、当時の原型をほぼそのままに留める桃山時代の代表的庭園のひとつです。
後に小堀遠州が手を加えています。
多数の巨石が豪快に組んであります。
また池泉回遊式だけど枯山水になっているめずらしい庭園です。
ここは、今回の京都旅行でもかなり楽しみにしていた庭園で、期待通り素晴らしかったのですが、あまりいい写真が取れませんでした。(残念!)
圓徳院のあとは、掌美術館に寄りましたが、個人的にはあまり見所がない上に、案外狭くてがっかりでした。
気を取り直して、高台寺に行きます。
高台寺は去年も行きましたが、圓徳院・掌美術館・高台寺セットの共通割引拝観券を買ってしまったので寄りました。
高台寺は豊臣秀吉の菩提を弔うために北の政所ねねに開創された寺です。
また高台寺は、時期によっては夜間拝観をやっています。
いつかは夜間拝観入ってみたいと思っていますが、なかなか時期が合いません(泣)。
高台寺を拝観したあとは、しばらく辺りをブラブラ歩きました。
この辺りは風情のある道並みが多く、いかにも京都に来たなという気になります。
散策したあとも、まだ時間があったので予定になかった三十三間堂に行くことにしました。
高台寺からは自転車で15分くらいで着きました。
三十三間堂は、本堂の内陣の柱間が三十三あるために三十三間堂と呼ばれています。
正式には蓮華王院という名の天台宗の寺院です。
三十三間堂の一番の見どころは、長大な堂内をびっしりと埋め尽くすようにして立っている千手観音像です。
写真撮影禁止のため紹介できませんが、正直あまりの迫力に圧倒されました。
はっきりいってお勧めです。
三十三間堂を出て京都駅にもどり自転車を返して、ホテルに戻りました。
2日目の夜は、京都駅近くの伊勢丹内にある「京都拉麺小路」でラーメンを食べました。
自分は、「博多・一幸舎」と「銀座・匠力」の2店をはしごをしました。
とくに「博多・一幸舎」のほうは、久しぶりにおいしい豚骨ラーメンを食べたといった感じで、とっても満足でした。
これで京都旅行2日目はこれで終了です。